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川原さん似顔絵 下田常三画

川原比瑳子(かわはらひさこ)さん

         

             「意味のない出会いはない」

川原さんをお訪ねすると玄関に大型犬が出迎えてくれた。
膀胱炎が原因で盲導犬の御役御免になったラブラドール犬だ。昨年夏リタイア犬「キャシー」が天寿を全うした後、縁あって家族の一員となった。川原家にとって盲導犬の不適格犬から始まり、リタイア犬3頭目となる「オーランド」君9歳、川原さんは親しみを込めて「オーちゃん」と呼ぶ。

リビングでは、不二家のペコちゃんが笑顔で迎えてくれた。
女子美術大学を卒業された川原さんは不二家に入社。宣伝部でポップアートを担当、そして結婚のため退社。

昭和46年から今泉台にお住まいだ。
三人のお子さんの子育て中、親友の勧めもあり、昭和48年「杉の子絵画教室」を開かれた。対象は小学6年生まで、教室となる自宅に看板は無い。
絵だけでなく、季節感を生かした工作も年間スケジュールにある教室だが、時にはエンジンのかからない生徒もいる。川原さんは強制する事なく、違ったテーマでの作品の完成を促す。それは「レールを敷かない子どもは伸びる」と感じているからだ。これまでの教え子の中には、国内をはじめ、トルコ、カナダ、オランダ、オーストリアの絵画展で入賞し、それぞれの都市で作品を展示された生徒達がいる。
また平成17年の愛知万博の際、全国応募の絵画の中から受賞作品30点がパビリオンの外壁を飾るという企画があり、その絵の1枚に生徒の作品が選ばれたそうだ。

「絵は心のメッセージ」「子どもは吸い取り紙のように多くを吸収するのよ」「子どもの感動は続かないから、そのイメージを大切に一気に描いてもらいたいの」「描いた絵の向こう側に物語を感じられる絵が良いわね」川原さんの大らかで熱い気持ちは生徒達の心にしっかり伝わっている。
卒業する6年生からのメッセージカードには、明るく素直な気持ちが沢山したためられていた。「このカードは私の宝物であり勲章です」川原さんの瞳が嬉しそうに輝いた。

銀座で初めて個展を開いた時、通りすがりにフラリと来た人が絵を購入してくれた。「一層真剣に取り組まなければ」と発奮した川原さんは、油絵を更に勉強し日本美術家連盟の会員になった。高校より寄贈依頼があり県立七里ガ浜高校、県立足柄高校に作品を寄贈。依頼に応じて湘南鎌倉病院にも寄贈された。

鎌倉市からの依頼を受けて、平成12年から鎌倉市名越やすらぎセンターで水彩画教室を指導されている。絵画展での受賞作品はあるが「大道楽ね」と自分の子ども達から揶揄されていると川原さんは屈託なく笑う。大好きなサッカーの長友選手の言葉に「意味のない出会いはない」とあるが、クチコミだけの絵画教室を42年間続けられたこと、沢山の子供達に出会えたこと、身の回りに起こった多くの「出会い」それぞれに意味があったと痛感されている。

小椋桂や谷村新司の曲を聴きながら作品を描くという川原さん。 「夢の夢だけど、童話を作って挿し絵を描いて本を作製出来るといいわね」 茶目っ気いっぱいにつぶやかれた。


ネパールにて

描きかけのスケッチブック













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