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松本さん似顔絵 下田常三画

松本 良治さん (まつもと よしはる)
           


                「やっぱりアナログ」

松本良治さんは、福原流の篠笛(横笛)奏者で、「福原百良」というお名前を持っていらっしゃる。また、町内会サークル「鎌倉福笛会」の代表でもあり、その篠笛の指導もされている。その日は、篠笛や能管など数種類の笛をご持参になり、一本一本吹いてくださった。それぞれの独特の音色は聞く人の心に響き、それは正しく「和」の世界であった。

松本さんは、京都伏見のご出身で、子どものころからお母様と妹さんの踊りの長唄を耳にしながら成長なさった。邦楽は西洋音楽とは違うテンポがあり、等間隔ではない微妙なズレがあるそうだが、こうして知らず知らずのうちに長唄の「間」とタイミングの感覚を身につけられたようだ。そして、篠笛を始められてから20年あまりになるそうだ。

長唄は、歌舞伎の音楽であり、唄をはじめ三味線や篠笛、能管、太鼓などが一緒に演奏されることが多い。しかし、指揮者というものは無く、他の奏者の反応や更に聴衆の反応も感じながら、それらが融合し合って演奏するものだそうだ。また、篠笛の音程は吹く人の感覚をたよりに指の押さえ方で調節するそうだ。それは「アナログ」そのものであると言える。
松本さんは、長く企業でソフトウエア開発を担当された。その後は大学の教授となられ、ご専門は情報通信だった。その間ずっと一貫して、篠笛とは対極の「デジタル」の世界でお仕事をして来られたのだ。しかし、「篠笛の音色は、日本人の琴線に触れるものがある。やっぱりアナログですよ」と、はっきりと「アナログ」を志向される。



浜松のゆかた会



介護ケアホーム「えん」にて

今泉台住民となられて約40年。福笛会では、2年前に指導の役を引き継がれたが、いくつかの篠笛の会同士で、時には三味線の会と一緒に、交流会を開いて研鑽を積まれている。
長唄を中心に、「宵待ち草」のような抒情歌など、レパートリーは幅広く、演奏による交流は実に楽しいものだそうだ。また、お年寄りの施設を訪問することもある。もちろん、奥様も篠笛の同志でご一緒に活躍していらっしゃる。
松本さんは、企業時代の仲間との飲み会にも出かけ、テニスや山歩きの会などの集まりにも参加する。また、教え子の結婚式では篠笛の演奏をされた。ご自分は良い仲間に恵まれていると、楽しそうに語ってくださった。

そして、「日本の伝統的な音楽は、時には西洋音楽を凌駕する迫力をもち、感動を与える。しかし、現代の若い人たちにはそれを受け入れる下地がほとんど無く、その音楽を楽しむことが難しくなっている。邦楽の音やテンポの感覚は、子供の時から聞くことによって養われる。学校教育の場では、もっと和の音楽や文化に触れることが必要だ」と、熱く語られた。
(2015年10月)



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