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吉川さん似顔絵 下田常三画

  吉川淑子(よしかわ よしこ)さん
      


              「本絹で作る吊るし雛」

 半具象の油絵を描いて40年、作品は100点以上にのぼる。神奈川女流展などの公募展に何度も作品を出品した。画家吉川淑子さんは、「好きだ」という動機で油彩画を今も描き続けている。
「子どもの詩」と題された100号サイズの大きな作品2点は鎌倉市立第二小学校に寄贈され、飾られている。

しかし、吉川さんの今のテーマは少し違う。70代も後半を迎えてなお、絵も描いているが、大きな絵より「Small is beautiful、命が大事、そして何より健康が第一」を目標に、元映画・テレビプロデューサーのお連れ合いと仲良く、心豊かに暮らすことを心がけている。
そして、36年になる毎朝1時間のウォーキングを続け、「吊るし雛」に精を出し、「手を抜かないスープ作り」に凝っている。これまでの吉川さんの活動は、何ごとも、その道を究めているのだが、「無理をしない今のこの生活が、ほんとに楽しいの」と語る。

吊るし雛は、15年程前に始めたそうだが、鯉のぼりや雛人形、草花などの植物、十二支の動物などを型紙から作る。
中でも材料の生地選びは楽しい工程で、縮緬(ちりめん)や綸子(りんず)などの本物のシルクを使うが、懐かしい思い出の着物地は最高だ。一針ひとはり手縫いで形づくり、綿を入れて、五つ、七つなど奇数をシルクの紐で吊るす。
これは、友人を集めていっしょに作るところに楽しさがあるそうで、ボランティアで数多く作り、いろいろな所に作品を出品している。
また、娘さんでフルート奏者の吉川久子さんのコンサートには吊るし雛が飾られる。母娘協同のこの催しはずっと続いているが、吊るし雛が会場を和やかに彩っているようだ。自宅では教室も開いていて、今泉台文化祭にも出品している。
また、北鎌倉の明月荘にも寄贈してあったのだが、火災で焼失した。
「今は着物文化が廃れて来ているでしょ。子どもの時の自分の着物や母から譲り受けた物で作っておくと、思い出にもなるしね。普通は大きいんですよ。でも私のは小さくして、生地集めは京都まで行ったりもして本絹で作りたいと思っているの。自分なりにオリジナルな物にしてね。明月荘のは残念だけど、何人かの方に見ていただいただけで十分」。

多才な吉川さんは、自宅で10年以上料理教室も開いていた。
家庭料理中心だが、紫蘇(しそ)ジュース、らっきょう、梅干し、味噌は「吉川さんの味」が今でも人気を呼んでいる。そして今一番心をこめているのは、「スープ」だ。「添加物は入れないで時間をかけるの。病気の人にはこれが一番だと思うわ。お客様料理も手作りでね。食べ物は健康の源よ」。                  
                                      
吉川さんは東京都のご出身で、今泉台で3人のお子さんを育て上げた。「子育てにはハングリー精神が大事よ」。生活のモットーはモノに執着しないことだそうだ。「日々之質素を旨とする」という言葉がお好きで、その実践に努めていらっしゃるとのことだ。
「好きなことができた人生かしら。平凡に淡々と生きて来ただけですけど」とおっしゃる言葉が、きっぱりとして優しく、心地よく響く。            
                             (2016年9月)



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