早朝から夕方に掛けてウオーキングを楽しむ方が増えております。
今泉台町内のウォーキングコースで特に注目されるのは、散在ガ池森林公園外周の朝霧ロードではないでしょうか。その名の通り、ときに霧に包まれた朝の風景を楽しめる場所なのですが、「どうして霧が出るのだろう」と思う方も多いと存じます。
これは、日中、散在ガ池の湖面から見えない水蒸気が立ち昇り、明け方の気温急降下(放射冷却)によって、樹々や湖面から目に見える霧が立ち昇る現象の様です。
散在ガ池周辺は紅葉の眺めも見事ですが、落葉林が夕陽を浴びる様も一興に値します。横浜市のハイカー連が朝霧ロードから林の中を見て「鎌倉随一だ!」と話しているのを聞きつけて、『森は生きている』と気付かされました。
また、今泉台1丁目の外周通学路の崖には、日中でも大きなつらら列(氷柱)が観られます。近隣では荒井沢市民の森の福祉施設付近も有名ですが、町内でも楽しめます。
(鎌倉風致保存会・御法川)
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